いわき市ふるさと納税が急増 「福島の漁業支援したい」

共同通信 2023年8月29日 17:10
 福島県いわき市の小名浜港に水揚げされたカツオ=5月
 福島県いわき市の小名浜港に水揚げされたカツオ=5月

 政府が東京電力福島第1原発処理水の海洋放出の開始日を決めた22日以降、福島県沿岸部のいわき市に対して、ふるさと納税による寄付が急増している。市によると、寄付した人の約9割は返礼品に海産物関連を希望しており、「福島の漁業を少しでも支援したい」などのメッセージが寄せられている。

 寄付は22~27日の6日間で915件、計約1734万円に上った。今年の平均は1日当たり約40件、計約90万円だったといい、件数・金額とも3~4倍ほどに。返礼品はカツオやサンマの冷凍・加工品などが幅広く選ばれているという。

 処理水放出は24日開始。中国からとみられる迷惑電話が福島を含め全国で相次いでいる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧