放出で協力関係示す文書作成へ 処理水、IAEAと日本
![IAEAのグロッシ事務局長とオンラインで会談する西村経産相(右)=25日午後、経産省](/sites/default/files/images/newspack/2023-08PN2023082501001598.-.-.CI0003.jpg)
林外相は25日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長とオンライン会談した。福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、日本とIAEAの協力関係を対外的に示す文書を早期に作成し、公表することで一致した。処理水放出に対するIAEAの関与をより明確にする狙いがある。
林氏は会談で「健康や環境に悪影響を与える放出を行わず、科学的かつ透明性の高い説明を続ける」と強調。グロッシ氏は「最後の一滴が放出されるまでIAEAが関与していく」と述べた。
西村経産相もグロッシ氏とオンライン会談。経産省によると、グロッシ氏は「IAEAのデータなどが世界中で見られ、安心につながっている」と評価した。
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