中間貯蔵施設、白紙撤回を 中国電力に市民団体申し入れ
![中国電力の担当者(右)と面会する、中間貯蔵施設建設計画に反対する市民団体のメンバー=25日、広島市](/sites/default/files/images/newspack/2023-08PN2023082501001258.-.-.CI0003.jpg)
中国電力と関西電力が山口県上関町で建設を目指す原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設を巡り、広島県の市民団体が25日、広島市の中国電力本社を訪れ、建設計画を白紙撤回するよう申し入れた。担当者と約1時間面会し「核燃料サイクルがこのまま進まなければ、誰が責任を取るのか。中間貯蔵施設はいらない」と訴えた。
原発に反対する6団体のメンバー約10人が参加。「計画の全体像が示されていない」と施設の規模や予算を明らかにするよう重ねて求めたが、中国電側は「今は調査の段階。これから具体的に検討していく」と答えた。
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