米、原発処理水の放出に理解 対中けん制、学界から反対の声も
【ワシントン共同】米政府は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出について、一貫して岸田政権の計画に理解を示してきた。同盟国日本の判断を尊重すると同時に「核汚染水」と呼んで放出に反対する中国をけん制する狙いもある。ただ、学界の一部からは放出に反対する声が出ている。
国際原子力機関(IAEA)が7月公表の包括報告書で放出計画は「国際的な安全基準に合致する」と妥当性を認めると、米国務省は歓迎。ブリンケン長官も今月15日「日本の計画に満足している。日本は透明性ある手続きを踏んだ」と評価した。
米国では90基を超える発電用原子炉が稼働している。
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