H3ロケット、原因調査一区切り 設計変更も検討
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、国産の新型主力機H3ロケットについて、1号機が打ち上げに失敗した原因は2段目エンジンの制御装置などに絞り込めたため、原因調査は一区切りとし、再発防止策を講じて2号機打ち上げを目指す方針を示した。2号機以降では、失敗を踏まえた設計変更も検討する。
H3の1号機は3月7日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から離陸後、2段目ロケットのエンジンが点火せず、指令を送って破壊された。23日に開かれた文部科学省の有識者会合で、原因は点火装置や制御装置の損傷など大きく三つに絞り込めたため、考えられる全ての対策を反映させることが報告された。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
青森、使用済み核燃料受け入れへ 協定締結表明、国内初の中間貯蔵
共同通信 -
敦賀原発取り扱い、31日に議論 原子力規制委、新基準不適合で
共同通信 -
青森知事、使用済み燃料の搬入受け入れ表明
共同通信 -
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信