有機フッ素、沖縄全域調査 土壌は初、基地周辺と比較

共同通信 2023年8月22日 19:07

 沖縄県は22日、発がん性などが指摘される有機フッ素化合物(PFAS)の水質と土壌の調査を21日から県全域で始めたと発表した。県内では、米軍基地周辺の水質調査で高い濃度を検出しており、県全域の汚染状況を調べることで、基地周辺との比較につなげたい考え。土壌調査は初めて。

 県環境保全課によると、2016年度から継続してきた基地周辺での水質調査とは別に、今回は県全域の河川や井戸、市街地の土などを対象とする。今年11月末までに検体を採取し、来年3月末を目標に分析結果を公表する。

 県は今回の調査結果を国に伝え、土壌汚染の基準値を設けるよう求める方針だ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧