有機フッ素、沖縄全域調査 土壌は初、基地周辺と比較
沖縄県は22日、発がん性などが指摘される有機フッ素化合物(PFAS)の水質と土壌の調査を21日から県全域で始めたと発表した。県内では、米軍基地周辺の水質調査で高い濃度を検出しており、県全域の汚染状況を調べることで、基地周辺との比較につなげたい考え。土壌調査は初めて。
県環境保全課によると、2016年度から継続してきた基地周辺での水質調査とは別に、今回は県全域の河川や井戸、市街地の土などを対象とする。今年11月末までに検体を採取し、来年3月末を目標に分析結果を公表する。
県は今回の調査結果を国に伝え、土壌汚染の基準値を設けるよう求める方針だ。
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