サシバ、照葉樹林に300羽 奄美大島で個体数調査

共同通信 2023年8月22日 17:20
 奄美大島で越冬中のサシバ=1月、鹿児島県宇検村(与名正三さん提供)
 奄美大島で越冬中のサシバ=1月、鹿児島県宇検村(与名正三さん提供)

 絶滅危惧種の猛禽類、サシバの越冬地、鹿児島県・奄美大島で個体数を調べていたアジア猛禽類ネットワークなどはこのほど、調査結果をまとめ、島に広がる照葉樹林で今年、約300羽が越冬していたとみられると明らかにした。同様の調査は2021年に続き2回目。

 サシバは国内では東北地方から九州、国外では朝鮮半島や中国で繁殖し、南西諸島や台湾、東南アジアなどで冬を越す。奄美大島は国内最大の越冬地とされる。

 前回調査は奄美大島と加計呂麻島の照葉樹林を除く地点で行い、約2千羽が越冬していると推定していた。

 今回は今年1月、奄美大島の照葉樹林15カ所で鳴き声や姿を記録した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧