牛ふん燃料でロケット発射 エア・ウォーター、北海道

共同通信 2023年8月21日 16:38
 エア・ウォーターが製造した液化バイオメタンの搭載を予定する、インターステラテクノロジズのロケット「ZERO」のイメージ(インターステラテクノロジズ提供)
 エア・ウォーターが製造した液化バイオメタンの搭載を予定する、インターステラテクノロジズのロケット「ZERO」のイメージ(インターステラテクノロジズ提供)

 産業ガス大手エア・ウォーターは、牛のふん尿から製造した液化バイオメタンをロケットの燃料として使う実証実験を今秋に始める。ふん尿を発酵させると発生するバイオガスからメタンを取り出し、北海道大樹町の宇宙ベンチャーが手がけるロケットに搭載する。ふん尿の臭いや処理にかかる負担に悩む酪農家は多く、斬新な活用法として注目を集めそうだ。

 宇宙ベンチャーは、実業家堀江貴文さんが創業した「インターステラテクノロジズ」。まずはエンジンの燃焼実験で実際に使えるかどうかを確認し、小型人工衛星を運ぶロケット「ZERO」の燃料として使用を目指す。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧