古川聡さん、25日にISSへ 「生活豊かにする研究を」
【ワシントン共同】国際宇宙ステーション(ISS)に向かう古川聡飛行士(59)ら4人が20日、出発地の米フロリダ州・ケネディ宇宙センターに到着した。古川さんは「新薬開発など生活を豊かにする研究に貢献したい」と抱負を語った。打ち上げ予定は現地時間25日午前3時49分(日本時間同日午後4時49分)。半年ほど滞在し、さまざまな科学実験に取り組む。
11日から健康管理のため隔離に入っており、20日昼に航空宇宙局(NASA)の施設があるテキサス州から航空機で到着した際は黒いマスクを着けていた。2011年以来2回目の宇宙飛行となる古川さんは「重力が極めて小さな環境を体が覚えていて、今回の出張でもすぐに慣れるのではないか」と期待を示した。
乗り込む宇宙船は、今年3月にISS長期滞在から帰還した若田光一さん(60)らが使った機体。古川さんは「若田飛行士からバトンをもらった。しっかり仕事をして、つないでいきたい」と気を引き締めた。
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