ケーブル誤配線、新たに38本 柏崎原発7号機、安全対策工事で
東京電力は10日、柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の火災防護区域内に配線されるはずだったケーブル38本が、区域外を通っていたと明らかにした。5月に3本が同様の状態になっていたと判明し、他にもないか調べていた。安全対策工事の設計段階のミスなどが原因とみており、今後、移設するという。
同社によると、区域外を通っていたのは、敷地境界の放射線量を計測する放射線監視装置(モニタリングポスト)のデータを緊急時対策所に送るケーブルなど。
同原発を巡っては、テロ対策の不備が次々と明らかになり、2021年に原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を出した。現在も命令は解除されていない。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
官房長官、青森の受け入れ歓迎 中間貯蔵施設の使用済み核燃料
共同通信 -
政府、経団連や日商から意見聴取 温室ガス削減新目標で
共同通信 -
青森、使用済み核燃料受け入れへ 協定締結表明、国内初の中間貯蔵
共同通信 -
敦賀原発取り扱い、31日に議論 原子力規制委、新基準不適合で
共同通信 -
青森知事、使用済み燃料の搬入受け入れ表明
共同通信 -
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信