熊本地震の活断層上で土砂崩れ 7月の大雨、斜面に亀裂か
![熊本県益城町の「浄恩寺」(下)周辺で起きた大雨による土砂崩れ=7月](/sites/default/files/images/newspack/2023-08PN2023081001000351.-.-.CI0003.jpg)
2016年4月の熊本地震を引き起こした活断層の上や周辺で今年7月の大雨の際、土砂崩れが起きたとみられることが10日までに、くまもと水循環・減災研究教育センターの鳥井真之特任准教授(地質学)の調査で分かった。鳥井准教授は「地震から7年が過ぎたが、強い揺れのあった地域の斜面に亀裂が生じ、崩れやすくなっており、大雨には注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。
熊本県では7月3日、線状降水帯が2度発生。一時100万人以上に避難指示が出た。
鳥井准教授らは4日に現地調査。熊本地震で益城町の「浄恩寺」を巻き込んだ土砂崩れなどの土砂災害が、布田川活断層付近で発生していたことが判明した。
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