首相の処理水認識「分からず」 放出反対の福島県漁連会長
東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に向け、岸田文雄首相が「漁業者との信頼関係は少しずつ深まっていると認識している」と7日発言したことについて、放出に反対している福島県漁業協同組合連合会(県漁連、いわき市)の野崎哲会長は8日、「何を捉えてそう言っているのか、私には分からない」と述べた。県漁連での渡辺博道復興相との意見交換会後、取材に答えた。
政府は8月下旬から9月前半の間に放出を開始する方向で検討中とみられている。
冒頭のみ報道公開された会合で、復興相は「福島の復興のため処理水の処分は先送りできない重要な課題。漁業が成り立つようしていくことも大事だ」とあいさつした。
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