7月の世界気温、史上最高 取り組み急務とEU機関

共同通信 2023年8月8日 19:40
 ブリュッセルの欧州連合(EU)本部に掲げられた旗=2020年8月(ロイター=共同)
 ブリュッセルの欧州連合(EU)本部に掲げられた旗=2020年8月(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日、7月の世界平均気温が16・95度となり、1940年からの観測史上、月平均で最高になったと発表した。南欧など北半球の複数地域で熱波が起き、南米の国々や南極大陸で平均気温が特に高かった。これまでの記録は2019年7月の16・63度だった。

 海面水温も16年3月と並んで過去最高を記録する20・89度だった。太平洋東部の赤道域でエルニーニョ現象が続き、地中海やカリブ海で海洋熱波が発生した。

 同気候変動サービスは、温室効果ガス排出を削減するための取り組みが急務だと示していると警告した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧