連載・企画
司法の現在地
国会、内閣、裁判所-。三権を分立して権力の集中と乱用を防ぐ。国民の権利と自由を保障しようと憲法が定めた原則だ。法律を作る国会や法律に基づいて動く内閣は、市民生活に直接影響を与える。一方、裁判所は訴訟の当事者にならない限り、関わることはほとんどない。時に人の命を奪うこともできる強大な権力に、市民の関心や報道機関によるチェックは届いているのか。99%台で推移する刑事裁判の有罪率や、増加する不起訴…。裁判官や検察官、弁護士、警察官ら制度の担い手に取材し、司法の「現在地」を見つめる。
目次
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「証拠能力が疑われ、使うべきではない」 SDカードの改ざん可能性実証した元警察官
熊本日日新聞 -
事件の2年前に「改ざん可能」指摘 2018年に宮城県警の警察官が実証 「ライトワンス」SDカード、全国の警察で使用継続
熊本日日新聞 -
「通達改正の検討」指導へ 熊本県警などの記録媒体 松村国家公安委員長、国会で答弁
熊本日日新聞 -
宮崎県警元幹部を告訴 「証拠画像34枚を隠蔽」 殺人事件被告側
熊本日日新聞 -
「問題起きれば適切に検討」 松村国家公安委員長、警察の改ざん可能なSDカード使用で
熊本日日新聞 -
宮崎県警、証拠改ざんか 画像記録のSDカード 被告側、東京地検に告訴へ
熊本日日新聞 -
改ざん可能SD、熊本県警も採用 県内弁護士「加工できない製品に」
熊本日日新聞 -
「レインボーカラー着用」入廷できず 福岡地裁の同性婚訴訟判決で裁判長が指示 弁護団ら「過剰反応では」
熊本日日新聞 -
晴れぬ嫌疑、止まぬ中傷【くまもと発・司法の現在地/不起訴の残響㊦】
熊本日日新聞 -
突然逮捕、貫いた黙秘【くまもと発・司法の現在地/不起訴の残響㊤】
熊本日日新聞 -
親不孝でごめんなさい…熊本県錦町の少年院から長男が綴る悔悟と感謝 待つ母「全力で更生支える」【くまもと発・司法の現在地】
熊本日日新聞 -
県警の情報公開さらに後退 識者「懲戒処分が適正かチェックできず」
熊本日日新聞 -
熊本県警、懲戒処分を一部発表せず 2022年度から公開範囲狭める 5年間に16人処分…5人を非公表
熊本日日新聞 -
熊本地裁の刑事裁判、特定の裁判官が〝即日判決〟連発 開廷30分で実刑も 「拙速では」と疑問の声
熊本日日新聞 -
県警、逮捕公表「基準」なし 見送るケースも「恣意的運用」否定 【くまもと発・司法の現在地】
熊本日日新聞 -
「ここは弱者の最後のとりで」〝塀のなかった〟少年院の今 教官、少年法厳罰化に疑問 熊本・人吉農芸学院 <くまもと発 司法の現在地>
熊本日日新聞 -
権力監視民主主義の原則 ジャーナリスト 江川紹子氏に聞く【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化⑥】
熊本日日新聞 -
傍聴、記録閲覧に限界 情報公開 後退する日本【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化⑤】
熊本日日新聞 -
検察審査会に不信感 説明不足の「不起訴相当」【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化④】
熊本日日新聞 -
法廷での〝自白〟映像 「証拠」扱い、審理影響も 【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化③】
熊本日日新聞