連載・企画
司法の現在地
国会、内閣、裁判所-。三権を分立して権力の集中と乱用を防ぐ。国民の権利と自由を保障しようと憲法が定めた原則だ。法律を作る国会や法律に基づいて動く内閣は、市民生活に直接影響を与える。一方、裁判所は訴訟の当事者にならない限り、関わることはほとんどない。時に人の命を奪うこともできる強大な権力に、市民の関心や報道機関によるチェックは届いているのか。99%台で推移する刑事裁判の有罪率や、増加する不起訴…。裁判官や検察官、弁護士、警察官ら制度の担い手に取材し、司法の「現在地」を見つめる。
目次
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なぜ弁護士に頼らない「本人訴訟」に? 司法担当記者が原告に直撃 訴状で読み取れない主張に耳を傾けると…
熊本日日新聞 -
家族が医療事故…真相究明に立ちはだかる〝厚い壁〟とは? 被害者団体「多くの家族が泣き寝入りしている」
熊本日日新聞 -
通訳人が連絡なく欠席、初公判を開廷できず 日本語通じない被告の不同意わいせつ事件 熊本地裁、期日を取り消し【くまもと発・司法の現在地】
熊本日日新聞 -
「娘は殺された」納得いかぬ母 兵庫の女性死亡事件 逮捕の男性不起訴、民事訴訟は賠償命令…【くまもと発・司法の現在地】
熊本日日新聞 -
「犯罪被害者に十分な支援が届く社会に」 九州・沖縄犯罪被害者連絡会「みどりの風」の松永まり子会長【くまもと発司法の現在地 変わる被害者支援⑤】
熊本日日新聞 -
性暴力への対応、寄り添う相談員の役割重要に【くまもと発司法の現在地 変わる被害者支援④】
熊本日日新聞 -
被害者や遺族への独自見舞金、県内自治体の導入は限定的【くまもと発司法の現在地 変わる被害者支援③】
熊本日日新聞 -
損害賠償命令制度、スピード審理で被害者の負担軽減 加害者の「踏み倒し」課題【くまもと発司法の現在地 変わる被害者支援②】
熊本日日新聞 -
警察官の寄り添い「救われた」 熊本市女児殺害から13年 娘亡くした清水さん 【くまもと発司法の現在地 変わる被害者支援①】
熊本日日新聞 -
裁判で「疑義」警察庁認識か 改ざん可能と指摘のSDカード 加工禁止、全国に要請
熊本日日新聞 -
「証拠能力が疑われ、使うべきではない」 SDカードの改ざん可能性実証した元警察官
熊本日日新聞 -
事件の2年前に「改ざん可能」指摘 2018年に宮城県警の警察官が実証 「ライトワンス」SDカード、全国の警察で使用継続
熊本日日新聞 -
「通達改正の検討」指導へ 熊本県警などの記録媒体 松村国家公安委員長、国会で答弁
熊本日日新聞 -
宮崎県警元幹部を告訴 「証拠画像34枚を隠蔽」 殺人事件被告側
熊本日日新聞 -
「問題起きれば適切に検討」 松村国家公安委員長、警察の改ざん可能なSDカード使用で
熊本日日新聞 -
宮崎県警、証拠改ざんか 画像記録のSDカード 被告側、東京地検に告訴へ
熊本日日新聞 -
改ざん可能SD、熊本県警も採用 県内弁護士「加工できない製品に」
熊本日日新聞 -
「レインボーカラー着用」入廷できず 福岡地裁の同性婚訴訟判決で裁判長が指示 弁護団ら「過剰反応では」
熊本日日新聞 -
晴れぬ嫌疑、止まぬ中傷【くまもと発・司法の現在地/不起訴の残響㊦】
熊本日日新聞 -
突然逮捕、貫いた黙秘【くまもと発・司法の現在地/不起訴の残響㊤】
熊本日日新聞