まちに活気とくつろぎを 人吉市に「復興コンテナマルシェ」開設

熊本日日新聞 | 2021年01月31日 09:50

店舗内で、来店者に振る舞うぜんざいの準備をする「人吉温泉女将の会さくら会」のメンバー=人吉市
開所を祝ってテープカットをする関係者ら。左後方はコンテナマルシェの店舗

 昨年の7月豪雨で被災した熊本県人吉市内の飲食店などが集う「人吉復興!コンテナマルシェ」が30日、同市紺屋町にオープンした。運営する人吉商工会議所や出店者が出席して、開所式もあった。

 同マルシェは、県の被災地域再興支援事業を活用した取り組み。地元病院所有の駐車場(約120平方メートル)を整備し、木造コンテナ7棟(各約10平方メートル)を設置。キッチンカーでの飲食販売のほか、イベントにも活用できるフリースペースもある。総事業費は約2300万円。設置は2022年12月末まで。

 出店者は、スペアリブなどを提供する居酒屋やカフェなど7事業者。被災した市内の飲食業者や同会議所会員企業を対象に募集した約20軒から選んだ。

 町屋旅館一富士(同市九日町)が出店する「是々庵[これこれあん]ichifuji」は、早速訪れた来店者にぜんざいを振る舞った。松田淳子女将(66)は「災害後、人が集える場所がなくなった。みなさんがゆっくりとくつろげる場所にしたい」と意気込んだ。「人吉温泉女将の会さくら会」のメンバーも駆け付け、開店を応援した。

 開所式には約20人が出席し、テープカットして祝った。同会議所の岩下博明会頭(86)は「ここを復興の足掛かりの一つとして、まちに活気を取り戻していきたい」と語った。

 今後、市の仮設商店街と連携し、イベントなどにも取り組む。各店舗の営業時間は、午前11時~午後8時。(吉田紳一)

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