三セク南阿蘇鉄道の豊肥線乗り入れ JR九州社長「可能」 熊本地震で被災

熊本日日新聞 | 12月23日 09:48

南阿蘇鉄道のJR豊肥線への乗り入れ方針について考えを述べるJR九州の青柳俊彦社長=22日、福岡市

 JR九州の青柳俊彦社長は22日の定例会見で、熊本地震で被災した第三セクター南阿蘇鉄道のJR豊肥線肥後大津駅(熊本県大津町)までの乗り入れ実現について「可能と思っている。両方がウィンウィン(相互利益)になるようにしたい」と協力する意向を示した。

 同鉄道の沿線自治体などでつくる再生協議会は21日、2023年夏の全線復旧のタイミングに合わせた乗り入れを要望。これに関して、青柳社長が初めて言及し、「地域全体のことを考えながらやっていく。どのように分担して列車を動かすと互いの収支改善につながるかなどの議論をしていくべきだ」と述べた。

 一方、青柳社長は7月豪雨で流失した肥薩線の球磨川第一橋梁[きょうりょう](八代市坂本町)と第二球磨川橋梁(球磨村)の撤去作業に着手したことを明らかにした。

 12月中旬から撤去に必要な作業道の整備に入っており、来年1月以降、川底に残された鉄骨などを細かく切って運び出し、処分する。撤去は梅雨時期までに完了予定。

 肥薩線復旧については「球磨川の治水対策の具体策が年度末までに出ると言われているので、それを受けて検討したい」と述べるにとどめた。(宮崎達也)

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