「臨空校舎」起工式、23年春開校へ 東海大農学部、熊本地震被災で新施設

熊本日日新聞 | 12月21日 19:08

東海大「臨空校舎」完成イメージ(東海大提供)

 東海大は21日、熊本地震で被災した農学部の阿蘇キャンパス(南阿蘇村)に代わる新施設「臨空校舎」の起工式を、益城町杉堂の同大宇宙情報センター内の建設地で開いた。2023年4月の運用開始を目指す。

 敷地面積は、同センターと新たに購入した周辺の農地を合わせた約11ヘクタール。研究実験講義棟や畜舎、温室など31棟と圃場[ほじょう]を整備する。事業費は非公表。

 農学部は地震後、校舎や実習棟が使用できなくなった。このため授業は熊本市東区の熊本キャンパス、実習は阿蘇キャンパスを再整備した「阿蘇実習フィールド」などを利用している。

 臨空校舎では農学部の講義と実習、研究を一体的に実施。完成後も、基礎教育は引き続き熊本キャンパス、一部の研究などは阿蘇実習フィールドを使う。宇宙情報センターの機能は新校舎に残す。

 地鎮祭と起工式には学生代表や周辺自治体の首長ら約30人が出席。山田清志学長は「地震で亡くなった3人の学生も、新校舎整備をきっと喜んでくれていると思う。同時期に熊本空港の新ターミナル運用も始まるので、一帯の活性化の一翼を担いたい」とあいさつした。(立石真一)

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