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忠興と加賀山隼人  棄教拒否した重臣への愛着 <細川キリシタン群像/稲葉継陽③>

熊本日日新聞 2023年3月15日 09:37
元和5年9月14日付で松井興長が上方の重臣に宛てた書状草案の後半部分。矢印の箇条に「忠興様も隼人を不憫に思われるとのご意向であった」と書いた部分を、縦線にて削除している。詳細は熊本大永青文庫研究センター紀要「永青文庫研究」6号収録の論稿を参照

 元和5(1619)年9月8日、小倉城下(北九州市)のはずれにて、棄教を拒否した一人の重臣が細川忠興の命令で成敗された。名は加賀山隼人正[はやとのかみ]興良[おきなが]。洗礼名はディエゴ、ときに54歳であった。彼はその死をもって、2008年...

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