2023年初詣のおさい銭 「100円以下予定」が6割強 「例年と変わらない」9割 節約志向も御利益への期待は変わらず!?

熊本日日新聞 | 2022年12月31日 17:28

2022年の元日、多くの初詣客が訪れた熊本市中央区の藤崎八旛宮。さい銭箱には大量の硬貨や紙幣が集まっている(石本智)

 「2023年の初詣、あなたはいくらおさい銭を入れますか?」。熊本日日新聞社が「SNSこちら編集局」(S編)のLINE会員にアンケートしたところ、6割強が100円以下と答えた。金額は例年と「変わらない」という人が9割強に上り、物価高騰で節約志向が高まる中でも、御利益への期待は変わらない消費者心理が垣間見えた。

 アンケートは12月23~26日に実施し、熊本県内を中心に967人が回答した。

 「11~100円」が最多45・8%で、「101~500円」25・0%、「1~10円」18・6%と続いた。「1万円以上」と答えた人も5人いた。年代別では10代の60・0%、20代の45・0%が「1~10円」回答した一方、年代が上がるにつれて「501~1000円」の割合が増えた。

 例年と比べて金額は「変わらない」が92・6%を占めた。宇城市の自営業の60代女性は「生活は苦しくても神様へのおさい銭は毎年決まっています」とコメントした。

 語呂合わせの金額を入れるという意見も目立った。定番の5円(ご縁)のほかにも、熊本市の50代主婦は「二重にご縁があるように」で25円。「始終ご縁があるように45円」(小国町、団体役員・男性、30代)や「いいご縁で115円」(阿蘇市、会社員・女性、50代)などがあった。「十二分にご縁」で125円や「四方八方からご縁があるように」で485円といった声も寄せられた。

 1万円以上とした天草市の50代の専業主婦は「夫の本厄と子どもの受験合格祈願、家内安全やらたくさんお願い事があります」と明かした。

 おさい銭では神社に大量の小銭が集まる。ただ、金融機関が大量の硬貨預け入れに手数料を取るようになったことから、県内の神社関係者からは「浄財が手数料に消えてしまう」という嘆きの声も漏れている。(立石真一)

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