コロナとインフル同時流行、熊本県「必要な態勢確保」 1日に1万5千人の診療可能

熊本日日新聞 | 2022年11月22日 19:12

新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えた県内の医療態勢を説明する木村敬副知事=22日、県庁

 熊本県は22日、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えた発熱患者の外来医療態勢を発表した。県内では、現状で1日最大1万5499人の患者の診療が可能としており、「必要な態勢はほぼ確保できている」という。

 県健康危機管理課によると、国の計算式に基づき過去の患者数などから試算した推計では、コロナやインフルエンザの外来受診者がピーク時に1日1万2958人発生すると想定。診療可能人数には2541人分の余裕があるという。

 診療可能人数のうち、電話やオンラインによる診療が3065人分を占める。県は初診対応の有無や診療時間などを確認した上で、12月前半にも該当する医療機関名をホームページで公表する。

 県は診療可能人数の算定に当たって10~11月、県内の全1713医療機関に調査。70・6%に当たる1209医療機関が回答した。

 コロナの流行「第7波」でつながりにくくなった発熱患者専用ダイヤルの相談対応も12月1日から強化。新たに看護師を配置し、夜間や休日のオペレーターを増員する。

 記者会見した木村敬副知事は「年末に向けて人との接触が増える時期を迎える。検査キットや食料品などの備蓄も心がけてほしい」と述べ、コロナとインフルエンザの早めのワクチン接種を呼びかけた。(内田裕之)

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