東京の「赤ちゃんポスト」構想に協力を 小池都知事に医療法人要請

熊本日日新聞 | 2022年11月22日 13:49

「赤ちゃんポスト」の開設について、小池百合子東京都知事に協力を求めたモルゲンロートの小暮裕之理事長(左)=22日、都庁

 親が育てられない子どもを匿名でも預かる「赤ちゃんポスト」を東京都内に設置する構想を進めている東京の医療法人社団モルゲンロート(東京都江東区)の小暮裕之理事長(43)が22日、預け入れられた子どもの処遇を決める児童相談所などを所管する都庁を訪れ、小池百合子都知事に協力を求めた。

 面会は非公開であり、小暮理事長が小池都知事に、①預けられた赤ちゃんの安全確保のための施策展開②事業者と都の連絡体制の構築③社会的養護体制の拡充-など、10項目を求める要望書を提出した。

 面会後、取材に応じた小暮理事長は「知事からは『子どもの命を守ることはとても重要。まずは、児童相談所や警察などと連携していく上での課題を整理することが必要』との話があった」と述べた。

 モルゲンロートは相次ぐ赤ちゃんの虐待事件を減らそうと、2024年秋に開業する産婦人科医院に「赤ちゃんポスト」の設置を計画。20年に都から病床設置の承認を受けた。今後は、診療所の設置許可を江東区から得る手続きなどに入るという。実現すれば関東では初となる。(福山聡一郎)

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