最賃引き上げ幅30円 地方審に伝達 熊本労働局

熊本日日新聞 | 2022年8月3日 13:24

最賃引き上げ幅の目安額を、熊本地方最低賃金審議会の高峰武会長に伝達する熊本労働局の新田峰雄局長(左)=3日、熊本市西区

 熊本労働局は3日、熊本地方最低賃金審議会(会長・高峰武熊本学園大特命教授)に、2022年度の県内最賃引き上げの目安額30円を伝達した。30円は最賃が時給方式になった02年度以降、最大の引き上げ幅となる。

 審議会は目安額に加え、県内の家計消費支出や各種経済指標などを考慮して、8月中に引き上げ幅を決め熊本労働局長に答申する。現行の県内最賃の時給821円は全国最低額より1円高く、全国平均に比べると109円低い。

 国の中央最低賃金審議会は2日、全国平均31円引き上げの目安額を厚生労働相に答申した。各都道府県の目安額は、経済情勢などに応じA~Dの4ランクに分け31円か30円を提示。熊本は、福岡を除く九州・沖縄の各県などと並んで、Dランクの30円だった。

 22年度の最賃適用は10月の見通し。(中原功一朗)

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