西原村の日置村長が辞職願 持病の腰痛悪化、4期目途中で 熊本地震時には陣頭指揮

熊本日日新聞 | 2022年6月16日 18:32

西原村議会で辞職を表明する日置和彦村長=16日、同村

 熊本県西原村の日置和彦村長(74)は16日、体調不良を理由に24日付で辞職すると明らかにした。16日、村議会の山下一義議長に辞職願を提出し、一般質問終了後に本会議場で表明した。県内首長の任期途中の辞職は、2020年12月に病気のため急逝した中村五木天草市長以来。

 日置村長は建設会社社長から、村議2期を経て、08年の村長選で初当選し、現在4期目。任期は24年9月までだった。持病の腰部脊柱管狭窄[きょうさく]症が悪化し、痛みが激しく、歩行が困難な時もあるという。

 16年の熊本地震では村内の建物の半数以上が全半壊する甚大な被害が出る中、陣頭指揮を執り、村の復旧復興に力を入れた。日置村長は「村の完全復興を目前に断腸の思い。しかし、このままでは職務を全うできず、辞職を決断した」と話した。

 山下議長は17日、村長の辞職願を村議会に諮り、同意を得た後、村選管に同日通知。村選管は公選法に基づき、通知の翌日から50日以内に村長選を実施する。25日から次期村長が着任するまで、松山兼二副村長が村長の職務代理者を務める。(中村美弥子)

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