犬派6割「人懐っこい」 猫派4割「自由さ魅力」  あなたはどっち?

熊本日日新聞 | 2022年5月27日 11:00

公園での散歩中に触れ合う井芹紫さんと愛犬のばしょう=熊本市西区(後藤仁孝)
愛猫すみれを抱く掘淳子さん(左)と夫の典成さん=熊本市中央区

 あなたは犬派? 猫派?-。熊日のSNSこちら編集局で“究極の選択”を読者に迫ったアンケート。犬派がストレートな愛情表現を武器に60・3%と過半数の支持を獲得した。猫派は気ままに甘える“ツンデレ”の魅力で対抗したが、39・7%と及ばなかった。

 アンケートは11~23日、熊日のLINE会員を対象に実施し、県内外の1888人が回答。近年のブームから「猫派優勢」との見方もあったが、男女別、世代別ともに犬派が約6割を占めて完勝。飼い主と常に真摯[しんし]に向き合い、心を通わせる姿勢が評価を得た。

 自由記述から見える最大の勝因は人懐っこさ。「いつもニコニコ、フレンドリーに駆け寄られる」(山都町、50代女性)「愛情いっぱい。小さな子どものよう」(八代市、30代女性)と、ほほ笑ましいコメントが並ぶ。

 熊本市中央区の井芹紫[ゆかり]さん(48)もその一人。雑種の「ばしょう」(推定10歳)に、「表情豊かで、どんなしぐさもかわいくてたまらない」と顔をほころばせる。戌[いぬ]年の2018年、市の動物愛護センターで出会った。「駆け寄ってきて、ぺろっと顔をなめられた瞬間に心をつかまれた」

 アンケートでは「飼い主に忠実。親友にもなれる」(熊本市、60代男性)「朝夕散歩し、健康のための“ペースメーカー”」(熊本市、50代女性)と、従順な犬と規則正しい生活を楽しむ様子が伝わる。

    ◇      ◇

 一方、苦杯をなめた猫派。「自由気まま」(人吉市、50代女性)さを愛する層の支持を集め、「体に乗られ、しびれても我慢する」(玉東町、40代女性)など、飼い主が奉仕している実態まで浮かんだ。

 さらに目立つのは「以前は苦手だったのに、飼い始めたらメロメロ」(熊本市、50代女性)という犬にはあまりないパターンだ。

 熊本市中央区の堀淳子さん(67)は16年の熊本地震直後、カラスに襲われていた黒猫スミレを保護。大の猫嫌いだった淳子さんだが、必死で世話をするうちに情が湧いた。「へつらわないのが魅力」と淳子さん。夫の典成さん(70)も「夫婦の会話が増えた」という。

 「本当はどちらも派」と選択に苦慮した読者もいた。熊本市の60代女性は「何十年も両方と一緒に暮らしている。犬は力強い相棒。猫は何をしても怒れない私のご主人様」と分析。どちらも大切なパートナーだと訴えた。
(志賀茉里耶、清島理紗)

飼育費用、犬が多め 月5千円~1万円

 S編のアンケートでは、ペットにかける1カ月の平均費用も調査。犬の飼育経験者では「5千~1万円」が最も多く41.9%。猫は「5千円未満」が最多で42.5%だった。1万円以上の支出は、犬が24.7%、猫は20.8%と、犬の方が支出が多いようだ。

 犬の場合、狂犬病の予防接種などに加え、「トリミングは2カ月に1回、シャンプーと爪切りを2週間に1回」(御船町、40代女性)とお手入れを勧める意見も。自分で毛づくろいする猫よりも、支出はかかりそうだ。「かみついていたので、プロの訓練士に頼んだ」(和水町、30代女性)という書き込みもあった。

 ペット保険を手がけるアニコム損害保険(東京)の「ペットにかける年間支出調査」によると、犬の飼い主は年間約35万円、猫は約17万円を支出。広報担当者は「一緒にお出かけできる犬の場合、マナーやおしゃれとして服を着せたり、シャンプーしたりする」と、身だしなみへの支出があるという。また「犬の病気は分かりやすく早期発見できるが、猫は病気を隠したがる」ため、医療費にも差が出る。猫派は健康観察に注意したほうがよさそうだ。

 熊日のアンケートでは、犬、猫いずれも「餌代やワクチン接種など費用はかかるので、ちゃんとお世話できる人が飼わないといけない」(熊本市、50代女性)、「病院の費用がかなりかかる時もあるので、覚悟して飼ってほしい」(錦町、50代女性)との声も寄せられた。(園田琢磨、林田賢一郎)

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