死者の記憶と共に生きる 映像作家、美術家・山城知佳子さん

熊本日日新聞 2022年5月16日 10:47
◇やましろ・ちかこ 1976年生まれ。沖縄県立芸術大大学院修了。東京芸大先端芸術表現科准教授。2020年に第2回東京コンテンポラリー・アート・アワード(TCAA)受賞。21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞。作品に「OKINAWA墓庭クラブ」「チンビン・ウェスタン 家族の表象」など。東京都現代美術館で開催中のTCAA受賞記念展には、新作「彼方(Anata)」などを出品している。6月19日まで。(撮影・鷹野隆大)

 映像作家・美術家の山城知佳子さん(46)は、米軍基地や沖縄戦をモチーフにした映像や写真の作品を発表し、国内外で高く評価されてきた。本土復帰から半世紀がたっても変わらない沖縄の今と、島の記憶を問う作品は、今を生きる私たちの心と体を揺さぶる。...

残り 2228字(全文 2348字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース