県リスクレベルを「警戒強化」に コロナ感染者急増、5日で1段階引き上げ

熊本日日新聞 | 2022年01月12日 21:26

県独自の新型コロナウイルス感染リスクレベルを「2(警戒強化)」に引き上げたと発表する蒲島郁夫知事=12日、県庁

 熊本県は12日、新型コロナウイルスの感染者急増を受けて、5段階の県リスクレベルを上から3番目の「2」(警戒強化レベル)に引き上げた。7日に「0」から「1」(維持すべきレベル)に引き上げたばかりで、わずか5日間でさらに1段階アップした。

 11日までの直近1週間の県内新規感染者は360人に上り、レベル2基準(175人)の2倍を超えた。同日の病床使用率は11・8%だが、あと数日で基準の15%に達する見通し。このため、通常は毎週金曜に判断するリスクレベルを前倒しで変更した。

 県は飲食店でのクラスター(感染者集団)発生を踏まえ、各店舗の感染対策に応じて会食の人数を制限したり、利用者にワクチン接種証明などを求める「ワクチン・検査パッケージ」を活用したりする対策を検討している。経済団体などと協議して近く開始する方針。

 蒲島郁夫知事は県庁で臨時記者会見を開き、今後の感染拡大を抑えるため「国に対して『まん延防止等重点措置』の適用を要請することも視野に入れる必要が出てきた」と指摘。福岡など九州各県と調整しながら要請を検討する考えを示した。

 レベル2への引き上げに伴い、県は県内の旅行商品の購入費用を一部助成する「くまもと再発見の旅」について、13日から新規予約の受け付けを停止。熊本市も同じく、市内宿泊商品への助成事業「ルックアップ・クマモトキャンペーン」の新規予約を停止する。(内田裕之、河内正一郎)

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