プレミアム会員限定

立場の対立鮮明に、対話作り出せ 社会学者・小熊英二さん

熊本日日新聞 2021年1月7日 00:00
小熊英二(おぐま・えいじ) 1962年、東京都生まれ。慶応大総合政策学部教授。専門は歴史社会学。出版社勤務を経て東京大大学院総合文化研究科博士課程修了。「〈民主〉と〈愛国〉」で大佛次郎論壇賞、「1968」で角川財団学芸賞、「生きて帰ってきた男」で小林秀雄賞。脱原発デモをテーマにした映画「首相官邸の前で」の監督を務めた。

 社会学者で慶応大教授の小熊英二さん(58)は、日本の戦後思想や日本人のアイデンティティーなどについて、膨大な文献を読み解きながら鋭い考察を示してきた。大統領選のたびに国を二分する激戦が展開される米国社会と比較した上で、日本は社会を改善する...

この記事は「プレミアム会員(熊日定期購読の方)」限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

残り 2046字(全文 2166字)

KUMANICHIPICK

くまにちレコメンド
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース