くま川鉄道、ぴかぴかで運行再開へ 熊本県立大生がボランティアで駅舎清掃や草取り

熊本日日新聞 | 2021年11月25日 12:46

おかどめ幸福駅で、幸せをイメージした黄色い郵便ポストを拭く県立大の学生ら=あさぎり町

 昨年7月の豪雨で甚大な被害を受けたくま川鉄道(熊本県人吉市)が28日に一部区間で運行再開するのを前に、熊本市の県立大の学生41人が23日、二つの駅舎と周辺の清掃作業に汗を流した。

 総合管理学部の高浜信介教授(49)がゼミ生らに呼び掛け、文学部からも有志が集まった。高浜教授は県からの派遣で、交通政策課時代に同鉄道の永江友二社長と交流があり、実現した。

 28日に出発式がある湯前駅(湯前町)と、観光客の多いおかどめ幸福駅(あさぎり町)に分かれて約1時間半、作業。同駅では駅舎の窓やモニュメントなどを拭き、草取りもした。

 3年の村上菜々子さん(熊本市)は「住民の方がきれいにしており、思った以上に早く終わった」。初めて人吉球磨を訪れたという3年の安武実奈穂さん(菊池市)は「自然が豊かでいい所。地元の人だけでなく、観光客にも車窓からの景色を楽しんでもらいたい」と満足げだった。

 同大は熊本地震などの被災地に学生を派遣し、復興支援に取り組んでいる。高浜教授は「単発のボランティアにはしたくない。引き続き、くま川鉄道と被災地の復興を学生の力で後押しし、元気を届けられれば」と話した。(坂本明彦)

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