子への接種「希望」は半数 コロナワクチンアンケート 副反応に不安も

熊本日日新聞 | 2021年07月14日 13:45

熊本市から届いた新型コロナウイルスワクチン接種の手引きを読む中学生。「注射は苦手。打たないといけないのかな」

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、子どもへの接種を巡り、議論が割れている。熊日の「SNSこちら編集局」が公式LINE登録者に実施したアンケートでは、12歳以上の子どもを持つ保護者らのうち、接種を「希望する」が半数を占めた。ただ、「希望しない」と「分からない」も、合わせるとほぼ半数。副反応への不安の声も根強い。

 アンケートは8~11日に実施。県内を中心に回答があり、このうち計1311人が接種対象の小中高校生本人や保護者、祖父母、親戚。接種するかどうかは「希望する」49・5%、「希望しない」28・1%、「分からない」22・4%だった。

 希望する理由として「以前の日常に戻るために必要ではないか」(熊本市、50代男性)など、感染収束のために接種させるという意見が目立った。「受験生なので、感染したら大変」(熊本市、10代女性)など、自ら身を守る人もいた。

 希望しない理由は、「子どもの重症例は少ない」(熊本市、30代女性)、「短期間で開発されたワクチン。信用していいのか」(熊本市、40代女性)など。「できれば数年様子を見たい」(大津町、40代女性)などの理由で、「分からない」とする人もいた。

 接種する・しないにかかわらず、大半が副反応への不安を挙げた。「若い人は副反応が大きいと聞く」(合志市、50代女性)、「将来的な影響が分からない」(菊陽町、40代男性)などの声があった。「接種させたくないが、学校でいじめられないかと心配で迷う」(天草市、30代女性)など、同調圧力への懸念もあった。

 日本小児科学会は「健康な子どもへの接種は意義がある」とした上で、「ワクチン接種のメリットとデメリットを十分理解し、接種前・中・後にきめ細やかな対応が必要」としている。(清島理紗)

 ※S編アンケートは、無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なります。結果は16日付くらし面で詳報します。

◆「SNSこちら編集局『それ、調べます』」は、読者から寄せられた身近な疑問や困りごとを、記者が深掘り取材する双方向型の調査報道企画です。LINEで「友だち」追加していただくと、取材班への情報提供やチャットでのやりとりができます。意見募集やアンケートなども実施します。投稿フォームなどからの情報提供も受け付けています。https://kumanichi.com/localjournalism/

記事アクセスランキング

  1. ${ranking.title}

※アクセス数(24時間以内)を元に集計

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note