村の振興 国、県は責任持って 流水型ダム、早期に概要を 【五木村長・木下丈二氏】

熊本日日新聞 2021年2月28日 00:00
 ◇きのした・じょうじ 2001年の村議選で初当選し、2期途中まで務めた。蒲島郁夫知事が川辺川ダム建設の白紙撤回を表明した後の09年から、和田拓也・前村長の下で副村長を2期務め、ダムを前提とした村づくりからの転換に奔走した。19年の村長選で、無投票で初当選。東京農業大卒。62歳。

 昨年の7月豪雨に伴う治水対策として、県が国に要請した球磨川支流の川辺川への新たな流水型ダム建設。1966年の旧ダム計画による水没予定地を抱える五木村は、これまで国や県に翻弄[ほんろう]され続けてきた。今後の村づくりの考えについて木下丈二村...

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