(2)洋上の水蒸気観測 線状降水帯の予測強化へ

熊本日日新聞 2021年2月24日 00:00
気象庁が線状降水帯の予測精度向上のために、今年の梅雨時期から海洋上の水蒸気量の観測に乗り出す気象観測船「啓風丸」(気象庁提供)

 東京都港区台場の沖合に、全長80メートルの白亜の船舶2隻が停泊している。最新のレーダーや観測機器を搭載した気象庁の海洋気象観測船「啓風丸」と「凌風丸」だ。海洋上の水蒸気量の観測を強化するため、今年から実践投入。線状降水帯の発生を高い精度で...

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