「内密出産」緊急避難の場に 妊婦に寄り添う支援必要 「ゆりかご」開設14年 慈恵病院・蓮田健院長に聞く
![「内密出産を表明しているからこそ、危機的状況にある妊婦の緊急避難につながる」と語る慈恵病院の蓮田健院長=熊本市西区(内海正樹)](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2021-05/IP210428TAN000172000_03.jpg?itok=B3vENoYL)
親が育てられない子どもを匿名でも預かる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が、10日で開設から14年を迎えた。運営する慈恵病院(熊本市西区)は、匿名での出産を強く希望する妊婦を受け入れる独自の「内密出産制度」を導入。ゆりかごの外でも...
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。