ロシア基金総裁を特別代表に任命 プーチン氏、対米交渉関与へ

【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は23日、ロシア直接投資基金のドミトリエフ総裁を大統領特別代表(外国との投資・経済協力担当)に任命した。ドミトリエフ氏は18日にサウジアラビアで行われた米国との高官交渉で、経済に関する協議をロシア側代表として担当しており、今後の対米交渉にも特別代表として関与するとみられる。
ドミトリエフ氏は米国での留学や勤務経験がある「知米派」。ベドモスチ紙によると、同氏は直接投資基金の総裁としての職務は継続するという。