東京円、150円台後半
20日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比68銭円高ドル安の1ドル=150円97~99銭。ユーロは1円05銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円45~50銭。
米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小が意識され、円買いドル売りの動きが強まった。ウクライナ和平などを巡る米ロ交渉の先行き不透明感が強まったことも、相対的に安全な通貨とされる円の買い材料とされた。
市場では「日銀の追加利上げ観測の強まりもあり、円高になりやすい状況にある」(外為ブローカー)との指摘も出た。