東京海上生保、3万件超不正取得 顧客情報、三菱UFJ出向の社員

共同通信 2025年2月21日 20:38

 東京海上HD傘下の東京海上日動あんしん生命保険は21日、三菱UFJ銀行に出向していた社員が2020年4月~24年3月に同行の顧客約3万8千人分の情報を不正に取得したと発表した。出向元のグループ会社に提供し、顧客が契約する火災保険のうち、グループ会社の契約割合を把握するために使っていた。

 出向していた社員は、三菱UFJ銀で住宅ローンを契約した顧客の取引店番号や取引先番号を東京海上日動火災保険に提供した。氏名や住所など個人を特定できる情報はなく、第三者への流出は確認されていないという。

 東京海上日動あんしん生命保険は「再発防止策を徹底し、信頼回復に努める」としている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧