「年収の壁」所得制限の撤回要求 国民民主、与党との協議は難航

共同通信 2025年2月19日 15:19
 国民民主党の税制調査会で発言する古川税調会長(奥)=19日午後、国会
 国民民主党の税制調査会で発言する古川税調会長(奥)=19日午後、国会

 国民民主党の古川元久税調会長は19日、自民党が提示した所得税の「年収103万円の壁」の基礎控除引き上げ案について、所得制限の撤回を求める考えを表明した。同日開いた税制調査会で方針を確認した後、記者会見で明らかにした。

 国民民主は年収の壁となっている非課税枠を178万円とするよう主張してきた。ガソリン税の暫定税率も廃止時期を明示するよう求める方針だが、与党との協議は難航しそうだ。

 自民は18日、年収500万円以下に基礎控除を上乗せする特例制度を設ける案を国民民主に提示した。国民民主幹部は、対象を500万円以下に限定していることなども批判している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧