NY株小幅反発、10ドル高 方向感欠くも買いやや優勢
【ニューヨーク共同】連休明け18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前週末比10・26ドル高の4万4556・34ドルで取引を終えた。方向感を欠く中、米国の相互関税の即時発動が見送られたことなどを支えに買い注文がやや優勢となった。
ただ、インフレ再燃の懸念がくすぶっているほか、米長期金利上昇に伴う企業活動への影響を懸念した売りも出た。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日続伸し、14・49ポイント高の2万0041・26。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も上昇して6129・58を付け、最高値を更新した。