ウ商工会議所、都内で設立式典 「必要なのは仕事と経済復興」

ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく3年となるのを前に、在日ウクライナ商工会議所の設立記念式典が20日、東京都内で開かれた。事務局長を務める滋賀県彦根市のレストラン経営菊地崇さん(31)は「必要なのは仕事と、貿易を通じた経済復興であり、それこそが最も力強い支援だ」と訴えた。
商工会議所は、組織的な支援が必要だとの考えから、菊地さんと、ウクライナ人の妻カテリーナ・ヤボルスカさん(34)が昨年12月に設立した。理事長を務めるカテリーナさんは「ビジネスは単なる利益だけではなく、明日への安心感をもたらすものだ」とあいさつした。