東京・兵庫の選管、参考人招致へ 「2馬力」やSNS収益目的念頭

衆院政治改革特別委員会は18日、東京都と兵庫県の選挙管理委員会担当者の参考人招致を議決した。選挙ポスターに品位保持規定を新設するなどの公選法改正案の審議に向け、現場担当者の意見を聴取する狙い。週内にも質疑を実施する。与野党は改正案を20日にも共同提出する予定で、月内の特別委採決を目指す。
改正案の付則には、他候補の当選を目的に立候補する「2馬力」行為や、交流サイト(SNS)での収益目的の選挙運動に対する規制を念頭に、今後検討の上「必要な措置を講じる」と明記した。