ウクライナ和平へ協力継続 ミュンヘンでG7外相会合
【ミュンヘン共同】ドイツ・ミュンヘンで15日、先進7カ国(G7)外相会合が開かれ、ロシアの侵攻を受けるウクライナの持続的な平和実現へ引き続き協力する決意を強調、戦争が再び起こらないよう強固な安全保障を確立する必要性を再確認する共同声明を発表した。
米国がロシアとの間で進める戦争終結に向けた和平交渉について、欧州各国は欧州が排除されることへの危機感を抱いている。G7が連携してメッセージを発信できるかどうか懸念されたが、一定の一致を示した形だ。
議長国カナダの下で初の外相会合。ウクライナのシビハ外相も参加した。「ウクライナの自由、主権、独立、領土保全を守るための揺るぎない支援」も再確認した。