クジラにのまれる動画拡散 チリ沖「死んだと思った」

共同通信 2025年2月15日 19:22
 チリ沖でザトウクジラにのまれ、すぐに吐き出されたアドリアン・シマンカスさん=8日(デル・シマンカスさん提供、AP=共同)
 チリ沖でザトウクジラにのまれ、すぐに吐き出されたアドリアン・シマンカスさん=8日(デル・シマンカスさん提供、AP=共同)
 チリ沖でカヤックをこいでいた男性をのんだザトウクジラ=8日(デル・シマンカスさん提供、AP=共同)
 チリ沖でカヤックをこいでいた男性をのんだザトウクジラ=8日(デル・シマンカスさん提供、AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】南米チリ沖でカヤックをこいでいた男性がザトウクジラにのまれたが、すぐに吐き出されて九死に一生を得た。父親が一部始終を撮影しており、衝撃的な動画がインターネットで拡散。AP通信は14日「死んだと思った」との男性の声を伝えた。

 男性はベネズエラ人のアドリアン・シマンカスさん。8日、父親デルさんと別々のカヤックでチリ南部沖のマゼラン海峡を進んでいた。

 動画では、シマンカスさんが海面に突然浮上したクジラにカヤックごとのまれ、数秒後に再び姿を見せた。数メートル離れた位置にいたデルさんは「落ち着いて。カヤックをつかんで」と必死に呼びかけていた。シマンカスさんはデルさんのカヤックにたどり着き、けがはなかった。

 シマンカスさんはAPに、海上に出た際「父親の身にも何かが起きるのではないかと恐ろしかった」と語った。クジラの接近については「好奇心によるものだろう。何かを伝えたかったのかもしれない」と振り返った。

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