米に敵対政策放棄を要求 北朝鮮国防省が談話
【北京共同】北朝鮮国防省の政策室長は15日に談話を発表し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発は自衛のための正当な権利だとし、米国が本土を攻撃されるとの不安を解消したいのであれば、北朝鮮への敵対政策を放棄すべきだと要求した。朝鮮中央通信が報じた。
談話は、米北方軍のグレゴリー・ジロット司令官が最近、北朝鮮のICBMについて米本土全域を攻撃できる能力を確保し、脅威を高めているとの見方を示したことに反発。朝鮮半島や世界の安全保障環境に脅威を及ぼしているのは米国だと批判した。
米韓両軍が3月に定例の大規模軍事演習を強行しようとしていると言及し、敵対姿勢に対抗する考えを示した。