通販大手の千趣会、3年連続赤字 本社ビル売却、社長交代へ
経営不振の通信販売大手、千趣会が13日発表した2024年12月期連結決算は、純損益が36億円の赤字(前期は47億円の赤字)となり、3年連続で赤字を計上した。大阪市北区の本社ビルを6月末までに売却する方針と、鈴木聡執行役員(48)が3月26日の定時株主総会を経て社長に昇格する人事も公表した。梶原健司社長(63)は相談役に就く。ビルの売却先や金額は未定。
24年12月期連結決算は、売上高が前期比7・4%減の456億円だった。
鈴木 聡氏(すずき・さとし)関西学院大卒。05年千趣会。ベルメゾン事業本部ママ&チャイルドユニット部長などを経て23年4月から執行役員。静岡県出身。