高速無料カードを不正使用 原発事故避難者に借り

共同通信 2025年2月13日 17:55

 東日本高速道路東北支社は13日、東京電力福島第1原発事故による避難者が一時帰宅などの際に高速道路を無料で利用できる「ふるさと帰還通行カード」の不正貸借があったと発表した。被害額は約30万円で、使用者には割増金を加算した約90万円を請求した。貸した避難者もカードの使用資格を取り消した。

 同社によると、このカードの不正貸借の発覚は今回が初めて。2020年7月~23年10月、東北道や常磐道などで約90回にわたり利用していた。「カードを悪用している人がいる」と同社に通報があり、調査した。

 同社は「今後も不正通行に対して毅然とした態度で臨む」としている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧