北朝鮮ペア「祖国に感謝を」 アジア大会、フィギュアで銀

共同通信 2025年2月13日 19:46
 フィギュアスケートのペアフリーで演技する北朝鮮のリョム・テオク(右)、ハン・クムチョル組=12日、ハルビン(共同)
 フィギュアスケートのペアフリーで演技する北朝鮮のリョム・テオク(右)、ハン・クムチョル組=12日、ハルビン(共同)

 【ハルビン共同】中国のハルビンで開催されている冬季アジア大会で、北朝鮮のフィギュアスケート代表がペアの銀メダルを獲得した。北朝鮮の冬季の国際総合大会参加は、韓国が舞台だった2018年平昌五輪以来で7年ぶり。平昌五輪にも出場したリョム・テオクは「祖国がなければ、この舞台に立つこともできない。改めて祖国に感謝をささげたい」と喜びを口にした。

 リョムは、当時とは異なるハン・クムチョルとペアを組んで出場。演技後の取材エリアでは11日のショートプログラム、12日のフリーともに無言を貫いた。メダリストの記者会見では一転し「晴れ舞台で貴重な経験をさせていただいた」と笑みを浮かべた。

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