ロシア人のハッカー4人を逮捕 14カ国が合同捜査、日本も被害
【ブリュッセル共同】欧州警察機関(ユーロポール)は11日、日本を含む14カ国の当局による合同捜査により、ハッカー集団「8Base(エイトベース)」のロシア国籍の幹部4人を逮捕、関連する27のサーバーを停止したと発表した。このハッカー集団は、身代金要求型コンピューターウイルス(ランサムウエア)の攻撃を仕掛けた疑いが持たれている。
関係者によると、日本全国の企業や自治体から印刷業務などを委託されていた情報処理サービス会社「イセトー」(京都市)も被害に遭った。同社は2024年5月にランサムウエア攻撃を受けたと公表。同社に業務を委託していた愛知県豊田市や徳島県、愛媛県などが個人情報の漏えいを明らかにしていた。
ユーロポールは、世界中の400社を超える企業に、ランサムウエアによる攻撃の標的になっている恐れがあることを警告したと明らかにした。使用されたのは「Phobos(フォボス)」と呼ばれるランサムウエア。対策が脆弱な中小企業を標的にした攻撃に使われることが多いという。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
ロシア、拘束の米国人男性解放 トランプ氏「公平」と評価
共同通信 -
米国人解放、停戦への「重要要素」と大統領
共同通信 -
トランプ氏、米国人解放でプーチン氏に謝意
共同通信 -
台湾海峡航行で米駆逐艦を監視 中国軍、トランプ政権の発足後初
共同通信 -
米、医療情報の提供再開命じる 連邦地裁、厚生省など当局に
共同通信 -
トランプ氏訪日に向け意思疎通図ると首相
共同通信 -
中国軍、台湾海峡航行の米駆逐艦追跡
共同通信 -
イスラエル、ガザ停戦の終了警告 ネタニヤフ首相、人質解放へ圧力
共同通信 -
バノン被告、司法取引で罪認める トランプ氏元側近、保護観察3年
共同通信 -
米政権、AP記者の取材不許可に メキシコ湾の呼称維持が理由
共同通信