大阪大元助教が研究不正 図表107点捏造、改ざん

共同通信 2025年2月7日 22:46

 大阪大は7日、微生物病研究所の平松征洋元助教の論文7本に研究不正があり、図表計107点で捏造や改ざんがあったと発表した。昨年3月、大学内の研究公正窓口に申し立てがあり、学内外の有識者で構成する調査委員会で審査し認定した。平松氏は同月末で退職した。処分や関連する研究費の返還請求は今後検討する。

 大学によると、不正が確認された論文は百日ぜき菌に関するもので、2019年12月から23年9月にかけて学術誌に掲載された。実験サンプルを入れ替えたり、実験データを流用したりしたほか、実験自体をせず結果を捏造するなどした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧