ウクライナ戦闘凍結を来週提案か 米特使、ミュンヘン安保会議で
【ワシントン、キーウ共同】ブルームバーグ通信は5日、トランプ米政権でウクライナ・ロシア担当特使を務めるケロッグ氏が、ロシアのウクライナ侵攻を終わらせる計画を14~16日開催のミュンヘン安全保障会議で各国に説明すると報じた。戦闘を凍結し、ロシアの占領地の扱いは定めない一方、再侵攻を防ぐためウクライナの安全を保障するとしている。
提示される計画は、戦闘凍結の時期や方法、安全保障の具体的な枠組みが焦点となりそうだ。トランプ大統領はウクライナの武器支援を継続する見返りに希少な鉱物資源の供与を求める考えも示しており、停戦までに一定の期間が必要と考えている可能性もある。