米国務長官、G20外相会合欠席 南ア非難、トランプ氏に追随か
【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は5日、南アフリカで今月開かれる20カ国・地域(G20)外相会合を欠席するとX(旧ツイッター)で明らかにした。「南アは非常に悪いことをしている。私有財産を没収している」と非難した。公益のために国家が土地を収用しやすくする南アの新法をトランプ大統領が批判しており、追随したとみられる。
南アの新法を巡り、トランプ氏は同国の白人を念頭に「特定の階級の人がひどい扱いを受けている」と根拠を示さず批判。南ア出身の実業家イーロン・マスク氏が白人差別と主張しており、影響を受けた可能性が指摘されている。