降雪時も走れる自動配送車 北大で国内初試験成功

共同通信 2025年2月5日 20:24
 雪道の走行試験に成功した自動配送ロボット(京セラコミュニケーションシステム提供)
 雪道の走行試験に成功した自動配送ロボット(京セラコミュニケーションシステム提供)

 京セラ傘下の京セラコミュニケーションシステム(京都市)と北海道大は5日、降雪時でも走行できる自動配送ロボットを共同開発し、走行試験に成功したと発表した。同社によると、降雪、積雪の環境下での自動配送ロボットの走行試験は国内初の取り組み。技術的には実用化が可能なレベルに達したといい、今後は配送事業者の要望に応じて活用していく考え。

 同社によると、これまでのロボットは降ってくる雪の粒を障害物と認識して停止していたが、AIのノイズ除去技術により、降雪時でも時速10~15キロで安定して走行可能に。周囲に雪が積もって環境が変わっても、センサーやGPSで自分の位置を把握できるようになった。

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